コロナ考




今回もコロナウィルスに関する個人的な意見を気が付くままに記載したい。 オリンピックの延期が決まった。時期としては概ね一年以内ということである。選手のみならず多数の関係各位のこれまでの努力を思うと誠に残念。しかし現在の状況を鑑みると正しい判断であろう。インタビューにたくさんの方がこの判断についての思いを応えていたのを見た。その中で「何よりも大切なのは関わる皆さんの命と健康である。」と言っていたお名前は失念したが、某日本チームの監督のコメントは印象的であった。安倍首相の働きかけ、バッハICO会長の今回の決定については個人的に歓迎したいし、迅速に方向性を示せたことはとても素晴らしいと思う。 オリンピック延期の判断についての賛否両論はあろう。それはともかく、決断というのはすごい力があるものだというのが小生の所感である。昨日からの世界中の株式市場を見ていると改めてそう感じる。コロナの問題が北アメリカ、そしてヨーロッパで深刻な事態となってから、世界中の株価が下落し始めた。ニューヨーク市場のダウ・ジョーンズという指標がある。この指標は米国を代表する30の企業の平均株価をインデックスとして示しているのだが、僅か2か月前にこれまでの最高値である29600ポイント近くを達成し、30000ポイントもあと少しというところであった。これが今週の始めには18000ポイント近くまで、実に40%近くも落ち込んだのだ。2008年のリーマンショック時と同程度の落ち込みである。(その時は最大で45%の落ち込み) 今回のコロナの影響を直接・間接的に受ける業種である飲食業(マクドナルドなど)、小売業(ノード・ストローム、スタバなど)、観光産業(ホテル運営、旅行会社など)や航空会社(デルタ航空、サウス・ウエスト航空など)、製造業(ボーイングなど)、またエネルギー産業(エクソン・モービルなど)の各業種がその株価を下げるのは自然であり当然であろう。来店客数が減ったり、工場が閉鎖したり、結果石油の需要が減ったりするからである。しかし、それにつられてあまり影響を受けないと思われる業種、例えば製薬業(ファイザー、メルクなど)や、一般消費材(P&Gなど)も一斉に株価を下げているのはどうか? これも群集心理というか、パニックでつられて売りをかけていると見受けられる。しかし今回の「オリンピックを延期する」決定もあってか、株価は世界的に急回復している。一つ不確定要素が解消された結果であろう。 どうも株式市場というのは、いわゆる業績の事実や積み重ねを反映して株価が定まるのではなく、心理的な要因で価値が決まるのであろうなぁ。せめて、第一四半期が終わって業績が出て、それを確認してから判断しても遅くないような気がするが。。。これも渦中にいる人と、そうでない人との温度差なのかもしれない。個人的にはコロナ問題は徐々に解消されるのは確信している。そもそも自然にあるものなのだし、動植物が大きな影響を受けていないのに人間だけがいつまでも影響があるわけがないではないか。もし仮に人の手によって発生されたものだとしても、それならばそれで人の手で解決できないはずもない。株価は必ず戻るのでちょっとみんな落ち着きましょう。 もう一つ感じられるのは、このコロナウィルスの広がり方がとても広範囲で急であることだ。元々自然界に存在しているウィルスであると仮定すると、その広がり方、世界への影響がとても広くて速い。ちょっと皮肉なことに現在のコロナ蔓延の状況は中国の世界への影響力を見える化しているのではないか。想像だがこれまでも一時期人類にこのコロナウィルスが姿を現した時代が過去にあったのではないか。しかしその際には広がらずにすぐに下火になったのだろう。若い人に感染していたならば自然に治癒する類のものであり、高齢者の方に感染していたら自然死として取り扱われたであろうことは想像に難くない。 コロナは 広がるスピード>収まるスピード である限り今後も増え続けるであろう。やがていろいろな治療方法の発見によって 広がるスピード<収まるスピード となって、徐々に静まって行くのであろう。コロナを撲滅するというよりもコロナと共存する生活を意識した方が良いかもしれないなぁ。油断せずにしかし客観的な事実に基づき合理的で妥当な判断をして行動をしようと自分で自分に言い聞かせている。皆さんもご自愛ください。

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