宇宙の果ての果てはハテナ。




6月2日から横浜市の図書館が新規の本の予約と窓口での予約本の貸し出しを再開してくれた。図書館愛好家の1人としては嬉しい限りである。さっそく「見えない宇宙を観る」という写真集を借りて来た。最近視野が狭くなっているのでこうした本もたまにはいいか。この本の中で紹介している多数の星座や銀河は、人の目では見ることができない光を特殊なカメラでとらえて、時間をかけて露出したものだ。

その中でもHubble Ultra Deep Fieldは壮観である。その写真を収めたこのハップル宇宙望遠鏡は、地上約600km上空の軌道上を周回している人工衛星に取り付けられている宇宙の天文台。この人工衛星の大きさはバスほどもあるとのことだ。大気や天候による影響を受けないため、地上からでは困難な天体観測が可能。故障個所も多々あったのだが、NASAのスペースシャトルの宇宙飛行士たちの活躍により修復され、現在では最も成功した宇宙望遠鏡と言われている。 打ち上げられたのが1990年でミッションが最長でも30年くらいとなっているので、もうすぐ引退となるかも知れませんね。

話は戻って、このHubble Ultra Deep Fieldの写真は、128.9億光年から約130.6億光年かなたの銀河も含め、約10万個の渦巻銀河や楕円銀河に混じって様々な奇妙な形をした銀河の画像が映し出されている。つまりは約130億年前の姿というわけであり、現時点ですでに消滅している銀河系も中にはあるのだろう。100億年と言えば、10の10乗の値であり、100万年が1万回繰り返された時間である。途方もなさ過ぎてうまく想像つかない。

いつも不思議に思うのは「宇宙の果て」がどうなっているのかである。誰でも一度くらいは思うことであろう。ビックバンが宇宙の始まりと考えられていることは、教科書で学んだ。Wikiで調べると、膨張宇宙論というもので、いまだに膨張を続けている宇宙は、時間を逆転させれば一点に集中し、大爆発、いわゆるビッグバンによって起きたのであろうという。それがなぜ起きたのかはわからないが、時間軸としては138.2億年ごろであろうとも。

宇宙の果てがどうなっているのか、それを論じている本によれば、一言で言えば「我々と同じような宇宙が無数にあるらしい。」とのことだ。その関連するヒントとしてはブラックホールがあるらしく、我々の所属する宇宙は、実はブラックホールの一つの中にある、という説がある。

まあ宇宙が自然発生的に存在しているものであるならば、それが唯一無二の存在ある方が不自然なので、無数の同様の宇宙が存在している可能性はあるのだろう。今は膨張している我々の宇宙が、やがて膨張をやめて逆に収縮を始めるという可能性もあるし、そうした世界では時間が逆転するのだろうか。時間が逆転する世界では一体どんな世界なのであろうか。ひょっとするとそうした世界は、外から見ればまるで映画のフィルムを逆転したように見えるのだろうか。それは130億年を超える壮大な物語であることは間違いないし、映画館で見るわけには行かないだろうが。

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